過去ログ - おっさんがハッピーシンセサイザーを踊るまでに至る長い経緯(勝手な妄想)
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90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)
2012/04/09(月) 00:39:03.57 ID:vTsMDvht0
8月24日午前9時 出張日前日 屋外

「キョウ、明日の事、残念だったね」

「いえ、おじさんにはお仕事頑張って欲しいですし、私は全然平気です」

恭子は純一を会社に送り出した後、迎えに来た都華子と共に今日、明日を共に過ごす予定。

(健気だ、本当は一緒に居たい筈なのに、やけちゃうなぁ)

「あのとっちゃん、今から一体何処へ行くのですか?」

恭子は都華子にはまかせといて、と言われ今日の予定は何も聞いていない。

「うん、市民プール。今年全然泳げてないからねー」

都華子のその言葉に、恭子はえっ、と戸惑ってしまう。

「えっ、あの私、水着とか準備してません。と、いうか、そもそも学校指定のものしか・・・」

恭子がそういうと都華子はカバンからゴソゴソと何かを取り出した。

「じゃーん、はい。姫ちゃんから。一日早いけど誕生日プレゼントだってさ」

そう言って、取り出す紙袋には水着一式が入っていた。

「吉沢先生がですか?・・・・・すごく嬉しい、お礼を言わないと」

正直思いも寄らなかったプレゼントに、自然と顔が綻ぶ恭子。

「本当は今日一緒に行く予定で直接渡すつもりだったらしいけど、ウチのクラスのタカフミが他校の男子と喧嘩したらしくて、朝、渡しといてくれって」

「三田原くんが喧嘩・・・ですか?怪我とかしてなければいいのですが?」

「大丈夫だよー。基本タカフミはチキンだから。でも今年に入って三回目で理由がウケる。最初は正義の為、次に愛の為、」

そして今回は何の為なんだろうね、と、都華子は恭子にあまり気にする必要はないよと気軽に言う。

「ま、今日は姫ちゃんの分まで目一杯泳いじゃおう!」



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