過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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15:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:17:35.91 ID:WO2eriwB0
「離脱してください!」

殆ど叫ぶように、絆は無線に向かって怒鳴っていた。

数秒間の間をおいて、かすかな歯軋りの音と共に

『……了解』

という隊長の声が響く。

巨大アメーバは背中から突き出た槍を元に戻すと、
再びこちらに向かって動き始めた。

立ち並ぶビルなんて目に留めてもいない移動だった。

それはそうだ。化け物が触れた部分はなぎ倒されてなどいない。
踏み潰されてもいない。


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