過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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18:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:20:46.03 ID:WO2eriwB0
絆は息を吸うと巨大な砲身を登り、
少女が入っている部屋を覆うクリア素材を指先で軽く弾いた。
途端に音叉を叩いたかのような静かな音色が反響し、女の子は目を開けた。
「雪(ユキ)、死星獣が来てるんだ。またやってくれるか?」
しばらくの沈黙。
そして雪と呼ばれた少女は大きい目を細めてニッコリと笑った。
『絆がそう言うんなら、いいよ』
壁面に設置されているスピーカーから細い、蚊の鳴くような声が響いてくる。
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