過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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42:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:58:12.67 ID:WO2eriwB0
「あ……おはよう絆」
「おはよう。どこか痛い所はあるか?」
小さく咳き込んだ後に、少女が首を振る。
「……ここは? 私、どうして寝てるの?」
覚えていない。
生体エネルギー抽出の副作用。
使用されたバーリェは、その前後数時間の記憶をなくしてしまう。
「あぁ。検査だ。俺はそろそろラボに戻るけど、
もう少ししたらお医者さんが送ってくれる」
「検査? 私、悪いところなんてどこもないよ」
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