過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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[saga]
2012/03/21(水) 22:03:42.15 ID:InVJxIAn0
簡単な自己紹介を済ませてから、情報交換を始めた。
見滝原の魔法少女から提出された情報は、ワルプルギスの夜が来ることとほむらちゃんの出自・目的。
今日会った魔法少女四人組から提出された情報は、近い内に見滝原で世界の命運を決めるほどの戦いが起きること。
そして俺達仮面ライダーから提出出来た情報は、恐らく今回の件の黒幕は財団Xである、ということ。
魔女の真実については、既にこの場の全員が知っていた。
財団X。
俺達が何度も戦ってきた、死の商人。
奴らのすることは基本的に自身による戦いや侵略ではなく、ただの資金提供だ。
その見返りに様々な技術を吸収し、無尽蔵に増大してゆく最悪の集団。
メダルとガイアメモリと白服。これらが要素を持っていて財団Xでないと考える方が難しい。
今度は、魔女に目をつけたという事か。
「奴らはガチで危険な集団だ。しかもこの分だと、今後グリーフシードが一切手に入らない危険性すらある」
「どういうこと、左翔太郎」
「それは僕が説明しよう。先程の触手使い……エルザマリア、といったか」
「あれは既に完全なドーパントだ。固有の能力として結界を展開しているだけで、あれは最早魔女じゃない」
「よってグリーフシードも落とさない……ということ?」
「無論そうじゃない可能性もあるし、そもそも財団Xが本格的に作戦を進めているというのが僕達の勘違いという可能性もある」
「でも、そう考えるのは楽観的に過ぎる……ということね」
これは、かなり重要な事実だ。
魔法少女がこの場に七人いて、その七人の回復は実質封じられたのだから。
現在ほむらちゃんが三つ、隣町の魔法少女達が二つストックを残しているようだが、それだけでしかない。
「その通り。だから今後、君たちは戦わないでくれ。結界を探すことだけに専念し、魔女の退治は仮面ライダーに任せるんだ」
「ちっ……心底ウザくてしょうがねーけど、死にたくはねーからな」
「そうだね、戦友。死んでしまっては繊莉子を守れない! 繊莉子のために死ぬならばともかく、これでは犬死にだ」
「で、でもそれじゃどっちみちワルプルギスの夜は超えられないんじゃ……」
「ああ、それについては安心してくれ美樹さやか。これについては僕がどうにかしよう」
「ど、どうやってさ!」
「魔法少女が太古から地球に存在した以上、必ず地球の記憶に魔法少女は存在する。ガイアメモリで出来ることはあるはずだ」
そう、フィリップは戦線を離脱しなければならない。
どれだけ時間をかけてでも、グリーフシードに代わる魔法少女の回復手段を探さねばならないからだ。
戦力ダウンとしてはかなり痛いのだが、背に腹は代えられない。
「じゃ、じゃあ左さんも戦えないんじゃないですか?」
「あ、安心してくれマミちゃん。大幅な弱体化は避けられねぇが、戦う術はある」
だがしかし、今後の魔女との戦いで戦力になるのは、俺と映司だけなのだ。
映司は全力で戦えるそうだが、俺はそもそも一人ではさほど強くない。
相手によってはかなりの苦戦を強いられるだろうが、それも仕方ない。
「あ、じゃあ俺、鴻上さんに頼んでバースドライバーを貸してもらいます」
「バース? ……あ、仮面ライダーのシステムか。よろしく頼むぜ」
「君たちの中で一番戦い慣れてる子に装着してもらえば、かなりの戦力になると思うよ」
「そう、じゃあそれは私の役割になるでしょうね。火野映司……だったかしら、マニュアルも一緒に寄越しなさい」
あ、後藤さんタイプだ。
映司のその呟きの意味は分からなかったけれど。ちなみに財団Xが関わっているというのならば、
俺達が戦うのは当然のことなので(元は俺達の敵だったのだから、本来は俺達が倒しておかなければならなかったのだ)、
ほむらちゃん達からの依頼は結局ロハということにしておいた。
また、明日からは俺、映司、ほむらちゃんの三手に分かれてパトロールをするということに決定。
これで話はまとまった。一応依頼主の一人であるまどかちゃんにも話は伝えておかなきゃな。
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