過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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124:1[saga]
2012/03/27(火) 23:19:17.03 ID:eyhatQVs0
他の二組がそこそこ和やかにパトロールを進めている頃。
西に向かった魔法少女組は淡々と作戦会議を進めていた。

「……マニュアルを熟読したのだけど、やはりこのシステムの一番のネックはメダルの補給なの」

「ふむ。そこを私とキリカで補えばいいんですね」

「ええ。私の合図とともに正確かつ迅速に、ね」

「無茶なことを言うね、暁美ほむら」

「CLAW's使用分は手元に用意しておくとして……バースバスターの使用時は、どうしても大量にメダルが必要になるから」

「私もマニュアルは読ませていただきましたけど、アレってどうしても使わなければならないほど威力ないでしょう」

「主な用途は牽制用よ。そしてセルバーストには十分な破壊力があるわ」

まあ、面子が見滝原で最も冷徹な魔法少女ことほむらと風見野で最も冷酷な魔法少女こと繊莉子、
そしてそのお供キリカだという時点で和やかな雰囲気など夢のまた夢である。

「それなら使う価値もあるでしょうが……ん、暁美さん、キリカ」

「気付いてるわ。向こうの路地ね」

「ったく、どうせなら私が華麗に戦うところを繊莉子に見せたいのになぁ」

「駄目でしょ、キリカ。フィリップさんが成果を上げるのを待たないと」

「……はぁい」

一人は未だに不満そうだが、ともあれ三人は結界へ突入した。
ほむらは予め用意しておいたメダルを、特に構えることも投げることもなく、
さっさと巻いたドライバーに挿入した。ガチャポンの要領でバックル右のグラップアクセラレーターを回す。

「……変身」

その掛け声も、どこか覇気のないものだった。


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