過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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169:1[saga]
2012/04/18(水) 23:19:14.95 ID:xu4QL4tY0
魔女退治を終えて、俺達はマミちゃんの部屋へ戻った。
マミちゃんの部屋には映司を寝かせてあるし、その映司はまどかに看病させている。
ああ、詢子さんが怖ぇ。会いたくねえ。今回の件を詢子さん相手に誤魔化すとか無理だろ。ああ、憂鬱だ。
ともあれ死なずに済んでよかった。我ながら今回は危なかったぜ。

「にしてもフィリップ、解決したってのは凄ぇけど一体どういう理屈で解決したんだ?」

「巴マミの部屋に戻ったら皆にも話すよ。まずはさっさと帰ろうじゃないか」

「……ま、いいけどよ。あー、あとほむらちゃん。悪かったな、足引っ張っちまって」

「……問題無いわ。というより、私も何も出来なかったから」

「あ、そうなのか。まああの魔女相手じゃ仕方ねぇか」

身の毛もよだつというか、思い出したくないというか……とにかく、もう二度とアレとは戦いたくねぇな。
生前の彼女がどんな魔法少女だったかは知らないが、とんでもない魔女になってくれたもんだぜ。


「さて、魔法少女諸君。質問はあるかい? それとも僕が一通り説明した方がいいのかな?」

「まずは説明からお願いします。いきなり質問とか言われてもそもそもこのベルトが何なのかから分かりませんし」

「いいだろう。では、説明を始めよう」

……フィリップ、テンション高ぇな。アレは間違いなく徹夜のノリだ。
一応話を聞いておこうと起きてきた映司も一緒に、皆で三角のローテーブルの周りに座ってそんなフィリップの話を聞く。

「君たちに渡したそれは名付けて『マギカドライバー』。ソウルジェムの働きを最適化し、君たちの魂にかかる負担を軽減するものだ」

「そもそも魔法少女システムにおけるソウルジェムというのはガイアメモリでいう直挿しに近いものがあり、つまりは使用者にかかる負担が大きい」

「インキュベーターも、魔法少女の魔女化が目的だから敢えて魔力の運用効率を改善しようとはしなかったのだろうね」

「だから、僕たちと同じようにドライバーを通してフィルタを掛けて濾過してやれば、ソウルジェムの濁りは格段に抑えられるのさ」

「ソウルサイドにソウルジェム、ボディサイドには魔力を増幅させるギジメモリ『マギカ』を装填することにより効果は最大限に発揮される」

「魔力の運用効率は従来のシステムと比較して300%アップ。単純計算で同じ魔力で4倍の魔法が使えることになる」

「そして特筆すべきは、ギジメモリ『マギカ』により――」

「ああもういいフィリップ。うんまあ、凄いってことは分かった」


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