過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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72:1[saga]
2012/03/06(火) 22:36:47.30 ID:C6pNIXN/0
「……で、君達がその魔女っていうのと戦う魔法少女ってこと?」

「……で、あなたがそのヤミーとやらを倒す仮面ライダーということですか?」

「うん、そんなところだね。仮面ライダーは一人じゃないし、戦ってきた相手も違うんだけど」

「大体合ってますね、はい。だからさっきのヤミーとやらには違和感があるんですが」

「ああ、それは俺も。ヤミーがあんな風に辺りの風景を変えちゃうことなんて、今までなかったから」

「ええ。あれは確かに魔女の結界でした……」

「……――…――……」

「…――………――…」

戦闘を終え、とりあえず魔法少女達は仮面ライダーを住処に案内することにした。
つまり、美国繊莉子の屋敷である。現在、繊莉子と映司が、それぞれ自らの持つ情報の開示を進めているところだ。
先程の怪人は、なぜかヤミーの特徴と魔女の特徴を兼ね備えていた。そんなことが自然に起こるわけもなく、
そもそもヤミーは自然発生するものではないので、この奇怪な現象には黒幕がいるはずなのだ。

「……ねえ、戦友。つまらないから相手をしてくれよ」

「うっせ、つまんねーのはあたしもだよ。ゆまを見習って大人しくしてなよ」

「そーだよ! キリカにはがまんが足りないんだー!」

「むぅ……幼女にまで言われてしまうとはねぇ」

その一方で、三人の魔法少女は話に参加出来ず、暇を持て余していた。
ただ一人、杏子だけはキリカの話を聞き流しながら最近の隣町についての情報を思い出している。

喧嘩別れをして以来、魔法少女同士として必要最低限の情報を交換するだけの仲になっていた彼女から聞いた話だ。
信憑性は、高いと言えるだろう。聞くところによるとイレギュラーが現れて仮面の戦士が現れてイレギュラーと仲直りをしたそうだが、
その時の彼女がずいぶん嬉しそうにしていたのがなんだか気に入らなかった。
あたしと別れて以来、マミの奴があんな表情で笑うのを見たことがあったっけ。
……やめやめ。考えるだけ下らな……ん、待てよ?


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