過去ログ - 勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」魔王「その3だよ〜」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/02/24(金) 05:10:23.21 ID:0gQbD6/u0
弓兵「安心しろ、私なら見つけられるからついてくると良い。弓兵の真骨頂をお見せしよう。」


弓兵とは遠くの敵に見つからずに捕捉し、射るものだ。方向さえ分かるならすぐに見つかる。


というわけで探しに行く、東か・・・


というわけですぐ近くにあった隣町にたどり着く、


騎士「ふむ、場所が近くなったな。これなら詳しく分かるぞ。」


さらに数分後

ようやく見つかったのは宿屋だった。


弓兵「女勇者!」バァン


扉を開けて勢いよく入る。

いた。暖炉の前に女勇者が、ソファーの上に毛布をかけて寝かされていた。

その隣で看病していた風な恰幅の良い商人風のおじさんが「おや?」と顔を上げる。


商人「もしかしてこの子のお仲間さんですか?」

弓兵「そうだが・・・」

商人「それは良かったです。私たちも驚いたもんですよ雪原歩いていたら倒れていたんですもの、なんとか死なずに一命は取り留めましてね。雪原からここまで運んできたんですがかなり重かったんですよぉ」

商人「もちろん命に別状はありませんでねぇ、今は暖めて寝ておくことが重要らしいですよぉ。あ、今は安静に寝てますんで起こさないであげてくださいね。後ですね…

弓兵「それは助かった。後は私たちが面倒を見るからもういい。」ビシッ


弓兵はマシンガンのごとく喋り続ける商人を遮り、話にピリオドをつける。

もちろんもう喋らせる気はない。


僧侶「ごめんなさいね。この子あまり人と話せないのよ。後は私たちに任せてもらえるかしら」


商人は一瞬ぽかんとしたがすぐに自分がうるさくしすぎたのだと反省して微笑むと上の部屋へと帰っていった。


商人「そうですか、ではよろしく頼みますよ。また縁があれば」


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