3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/22(水) 14:37:42.65 ID:SXSKyQ0DO
神T「って」
神T「ソレだーーーーーー」
神S「どれ」
神T「いいじゃないソレ! いっそそうしちゃおう! そうしよう!」
神S「わかんないけど落ちついてよ」
神T「だから妹よ、い・も・う・と!」
神S「え、ホンキ!? あの娘の運命の相手が!?」
神T「だいじょうぶ!! 姉妹なら幼い頃から強い信頼で結ばれることが多いし! それを運命の絆だって勘違いしてくれれば!!」
神T「今予知して見たわ!! オールオッケー!」
神S「で、でも女の子同士じゃ将来子供できませんよ!? あっちの世界の科学技術がいつ実現するか!」
神S「それだとあの娘は子を貰わないまま、最後は妹と二人ぼっち! それならせめて、子の素の男である弟に――」
神T「それでいいの」
神S「えっ……でも」
神T「それでいいの…」
神T「血の繋がりが強い二人で作った子がどんな子になるか……、その子を育てなければならないあの娘を思えば…………、そもそも子供が出来ない方がずっと幸せだわ」
神S「……そうだね」
神T「ほら! しょげないの! あなたも手伝ってS!」
神S「あ、うん…!」
神T「さぁさぁ授けましょう!! 彼女の母に子宝を!!」
神S「幸福を!!」
――年月が過ぎ、所在を変え、そして舞い戻り、
唯「……」
憂「あっこの公園、懐かしいね〜。花壇もちゃんと残ってる」
唯「……」
憂「まだ私たちの知ってる桜ヶ丘のまんまだったね。さわ子先生も相変わらず面白くて」
憂「見て見て菫草。うちのアパートにも咲いてるよね。うわ〜いっぱーい!」
唯「憂」
憂「なぁにお姉ちゃん」
唯「憂、聞いてほしいことがあるの」
憂「うん? どうしたの? あらたまって?」
唯「……わ、」
唯「わたし、憂のことが――」
END
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