53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/03/03(土) 21:09:16.16 ID:1pWf3JI30
異変が起こったのは、ホテルの個室に戻った直後だった、
「んぁ……」
打ち止めの体が力が抜けたようにがくんと崩れ落ちた。
「ちょ、アンタ大丈夫!?」
「だい……じょうぶ、ってミサカはミサカは……答えて……みた、り」
明らかに大丈夫じゃないのに、大丈夫だという打ち止めに、美琴はうろたえながらも冷静に対処しようとする。
「え、えと……まず、病院……よね。あ、でもこの子たち……病院にいけないんじゃ……。ううん、多分今妹達を受け入れてくれてる病院なら――」
「おね……さま……」
打ち止めは美琴の言葉を遮って話しかける。
「な、何?」
「多分……これ、培養機から取り出されたせい……だから、早く……培養機にもどして……ほしいかな、ってミサカはミサカはお願いしてみる……」
「わ、わかった」
美琴はPDAを取り出し、布束への連絡先を探るため能力を行使する。
数分でそれは見つけられた。
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