過去ログ - 一方通行「……好きなンだ」美琴「ごめん無理」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2012/02/26(日) 01:11:44.61 ID:bDgSDwVu0


00001号の言葉に体を固くすると、一方通行は細く息を吐いた。
壁に寄りかかり、腕を組む。


一方通行「いやこの距離がベストだと思うンだが」

00001号「ありえませんもう一度言いますありえませんとミサカは発言します」


ホールの真ん中に立つ00001号は早口で言う。
00001号の発言も仕方がない。
人と人との会話に適した距離というものからおよそ離れているのだ。
というかホールに二人きりだからこそかろうじて会話が成立しているわけで、
例えばこのホールに他に何人もの人がいたとするならば会話すら成立することはなかったであろう。
ぶっちゃけ本当にトラウマを治す気があるのかと問い詰めたいほどである。


00001号「……仕方ありません。初日はこの距離でいいでしょう。けれどとミサカは首を横に振ります」

一方通行「あァ?」

00001号「この距離ではスムーズな会話すら困難です。そこでミサカは携帯電話での連絡を提案します」


制服のポケットからじゃん! という効果音(を口で言う)とともに、携帯電話を取り出す。
それにげっという顔をしたのは一方通行だ。


一方通行「第三位関係のデータを入れたくねェ」

00001号「それくらい我慢してください」





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