20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/02/25(土) 19:44:22.02 ID:o5cEjrDV0
使者「私の役目はあなた達のような仮世界に保管された魂の現世へ戻るか冥界へ行くかの希望を聞きその道案内をする事です」
唯「え!?私達、生き返れるの!?」
使者「えぇ。厳密には死んではいませんから。」
使者「人はどちらの可能性もある場合、この誰もいない仮の世界に来ます。」
梓「誰も居ないって、私たちはこの世界で出会いましたよ!?」
使者「それはこの仮世界が現世で言う日付ごとに存在しているからでしょう。」
使者「あなた方は同じ日に交通事故に遭ったようなので、同じ世界に魂が保管されました。」
使者「運が良かったですね。」
梓「は、はぁ…」
梓「とにかく、私たちは今現世では病院かどこかで意識が戻らず二ヶ月間寝たきりになってて、今ここでこのまま死ぬか、元の世界に戻るか選択しなければならないって事ですね。」
使者「そういう事です。」
唯「そんなの!生き返るに決まってるじゃん!」
使者「まぁ普通は誰しもそうしますね」
唯「生き返って、またみんなと一緒にお茶したり演奏したりしたいもんね!?あずにゃん!」
梓「…そうですね…。」
使者「他の魂を案内していたため、ご案内が遅れてしまいました。申し訳ありません。」
使者「お二人とも生き返るのでしたら、ご案内します。ただし一人ずつしかご案内できないので」
梓「唯先輩、先にどうぞ」
唯「えぇ!?あずにゃん!?」
梓「私も後から行きますから、大丈夫です」
唯「絶対だよ!あずにゃん!生き返って、みんなで武道館ライブ目指そうね!」
梓「はい……」
唯(あずにゃん…?)
使者「では行きましょうか……」
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