28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/02/25(土) 20:49:16.45 ID:o5cEjrDV0
-冥界入り口・審判の間-
閻魔大王「静粛に!これより、平沢憂の冥界入りの審議を始めます」
補佐役「………」
唯「閻魔翌様!閻魔翌様!」
閻魔大王「こら、勝手に発言しない!」
唯「私は平沢唯です!」
閻魔大王「もう…。まぁいいか。」
閻魔大王「確かに、君は平沢唯だという報告は来ているね」
閻魔大王「でも、調べによると、現世で意識不明なのは平沢憂とされている」
唯「どういうこと?」
閻魔大王「どうもこうもないんだが…記録を見るかぎりそういう事になっている」
唯「そんなの納得いかないよ!」
閻魔大王「ふーむ。では、納得の行くように少し現世の様子を覗いてみるかね?」
唯「え?いいの?」
閻魔大王「今回は特別なケースだからね。特別だ」
唯(憂はどうしてるんだろう…)
閻魔大王「さぁ、この水たまりの中を覗きなさい」
唯「あ、私の家」
閻魔大王「どうだね?」
唯「あ、誰か家から出てきた」
唯「え…」
閻魔大王「…」
唯「え…、嘘…私だ。私がいる…」
閻魔大王「だから言っただろう」
唯「え、だってありえないよ!私はここにいるもん!」
閻魔大王「でも現世では平沢唯はこの通りピンピンしている」
閻魔大王「学校も部活も楽しそうに行っておるじゃないか」
唯「そんな…。なんで!?」
61Res/56.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。