50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/02/25(土) 21:45:02.73 ID:o5cEjrDV0
いつかこんな寒さの11月があった。
仕事終えた私は、ギターケースを背負い帰路に着く。
いつも通る帰り道の公園。いつも誰もいないはずの公園。
ブランコに一人、綺麗な黒髪を二本に束ねた女の子。
女の子はギターを演奏している。
私はその女の子に歩み寄る。
唯「隣いい?」
女の子は大きなキリリとした目でこちらを見上げる。
その少女の顔は驚いた表情からすぐに満面の笑顔になった。
少女「どうぞ」
二人で夜の公園のブランコに腰掛ける。
唯「そのマフラー。かわいいね」
少女「私の一番大切な人からもらったんです」
唯「そう…」
唯「ギター上手いね」
唯「私、このコードが苦手なんだよね。教えてくれない?」
少女「こんなコードもできないなんて、それで本当に武道館いけるんですか?」
唯「……」
少女「……」
唯「ふっ、ふふふふwwww」
少女「クスクスwwww」
唯「あはははははは!!!」
少女「あははははは!!!」
ギュッ!
ホントに終わり
61Res/56.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。