過去ログ - 欝な僕と陽気な君と
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/02/26(日) 02:11:43.11 ID:0NU+SH9ao
彼女が学校を休み始めて一ヶ月。

僕は彼女が何故学校へ来ないのか、少しでも情報を得るために担任の所へと向かった。

が、「わからない」の一言だった。


何が担任だ、笑わせる―――等と思いつつ、じゃあ、と質問へ移る

「先生、彼女の親はどういう方でしたか」

担任が顔を顰める

「君がそれを知ってどうするんだね」

何かあるんだと、確信した。

「僕は彼女の友達です」

「証拠は」

「証拠が必要ですか?」

腹が立つ担任だ

「ああ」

証拠など、出せるはずがない

「じゃあ先生はどうしたら友達という証拠になるとお考えですか?」

「はっきり言おう、そんなもの知らない」

巫山戯るな、と出そうになる言葉を抑えて、次の言葉を待った

「――彼女の親から、彼女には友達がいないからこういうことになったのではと伺っててな」

「はぁ?」

思わず疑問の声が出る。

色々と意味がわからなかった。

まず、彼女には友達がいない?沢山居たじゃないか、どこが居ないだ。この糞担任め

そして、何故、彼女の親からそんな言葉が出るんだ。あんな明るくて快活な彼女が

僕の羨ましかった、羨望の彼女が



なんで、友達がいないなど、そんな言葉が出るのか。


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