過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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381:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/03/12(月) 18:33:06.93 ID:P7WpNlAY0
夜のベンチ。変身を解いたマミに、缶コーヒーの片割れ(税込120円)を差し出す。


ほむら「マミとはよく隣り合う仲だな」

マミ「ふふ、そうね」


缶コーヒーを両手で包みこみ、マミは微笑んだ。

やはり一つ上だ。笑顔もどこか大人の雰囲気がある。


マミ「……」

ほむら「やれやれ、まだまだ夜は冷えるな」


缶コーヒーの芳醇な香りが鼻孔をくすぐる。だがしばらくは手の中でカイロになってもらおう。


マミ「ねえ暁美さん、魔法少女の願いって、どんな願い事にすればいいのかしら」

ほむら「ん?どうしたんだいきなり」

マミ「ちょっとね……」

ほむら「ふむ」


缶コーヒーを頬に当てて考えてみる。答えはすぐに出た。


ほむら「何でも良いんじゃないか」

マミ「そんなことはないとおもうけど……」

ほむら「自身が魔法少女であることに納得がいく願い事、というのがそもそも不安定なんだ」

マミ「うーん」

ほむら「魔法少女である自分を前提として、ついでに願い事を据えるのが一番だと思う」

マミ「……そうね…そうよね、後悔が無いという意味では、それが一番よね…」



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