過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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382:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/03/12(月) 18:44:29.11 ID:P7WpNlAY0
コーヒーを一口飲む。苦い。

魔法少女としてのあるべき姿。


まずは願い事を、可能な限り納得できる形で使う事だ。

できれば他人のためではなく自身のために使うことが望ましい。


だがそれはほんの序の口、そんなことは大前提と言えることで、それ以上に願い事に固執しない生き方をすることが良いだろう。


何でも叶う願い事とはいえ、それを替えのきかない大黒柱として一生をソウルジェムに捧げることができるか、といえば、実に怪しいのだ。

途中でものの考え方が変われば、たちまちに後悔となってソウルジェムを濁らせるだろう。最善ではない。


極めて魔法少女としての長寿を望むのであれば、大切なものを持たず、その日暮らしで享楽的に過ごすことが一番だ。

魔法の力を振るい、さながら魔王のように冷徹に、世間に君臨し生きる。

壊れて困るものを身の周りに置かず、孤高に、孤独に、しかし楽しく過ごす。


ゲームセンターの彼女が言うその生き方こそが、極端ではあるが最も健全な魔法少女としての姿と言えるだろう。

わたしはそれほどまでになりたいとは、さすがに思わないが…。



マミ「ねえ、暁美さんは……どんな願い事で魔法少女になったの?」

ほむら「……」


ああ、また聞かれたか。



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