過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/03/16(金) 20:05:59.82 ID:wBfrJmlv0

ほむら「ま、家主が来るまでは好き勝手にくつろいでいよう」


指を鳴らす。

テーブルの上に純白のクロスと、一枚の皿と、二つのティーカップが現れる。


さやか「おおっ…!」

ほむら「コーヒーしかないんだけど」

さやか「あ、ありがと……ていうか飲み物も出せるんだ」

ほむら「あるものだけね」


魔法で生成したものではない。れっきとした実物だ。


とりあえず缶コーヒーを開けて、二人分のカップに注ぐ。

小さな缶を二人で分けると少ないが、小話をするには最適な量なのかもしれない。


ほむら「あ、これおやつ」

さやか「なんでカロリーメイト…」

ほむら「余っちゃったからな」


脚を組み、ハットを膝の上に乗せてさやかを見る。



ほむら「で、さやかはキョウスケの手を治して、本当にバイオリンを聞けるだけでいいのか?」

さやか「う……マミさんにも同じようなこと言われたけど……」

ほむら「ほう」

さやか「……自分でも、よくわからない」


さやか「あいつのバイオリンが聞きたい…それは本当だよ、けど…恭介の事、私、その、好きだし…」


もじもじと蠢いているさやかは新鮮なものがあった。

こちらが素のさやかだろうか。


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