過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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731:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/03/24(土) 23:04:58.63 ID:rPkVlVzm0

人伝に探すも、黒猫の目撃証言などそう集まるものでもない。

私はワトソンを見失ってしまった。



ほむら「……」


隣町。

いざとなればマグロ缶は私が食う。だが、ワトソンのために容易したミニチュアのハットはどうすれば良いというのか。

ワトソン専用の砂場、板、その他もろもろの道具が無駄になる。

何よりも私が寂しくなる。

ワトソンは私が知る、唯一の家族なのに。



「くるっぽー」

ほむら「!」


鳩の鳴き声。

思わず俯いた頭を上げた。



「にゃにゃにゃ!」

「くるっぽー、くるっぽー」

ほむら「……!」


それはまさに奇跡の光景だった。


黒猫と白鳩が、地面の上のスナック菓子を仲良く食べていたのだ。



杏子「お?奇遇だな、ほむら」

ほむら「杏子……」



ベンチには、菓子を食い漁る杏子の姿があった。

より取り見取りの光景だった。


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