過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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(チベット自治区)
[saga]
2012/03/25(日) 23:56:55.94 ID:WkYO1s0a0
杏子「――聞いてくれよ!そういうつもりじゃなかった!」
ほむら「!」
背後から声。
杏子だ。
杏子「…なあ、聞いてくれよ」
ほむら「……」
ステッキを構える。
相手も槍を控えめに構えた。
杏子「……さっきのは悪かった、一般人かと思って…眠らせようかと」
ほむら「……そうかい」
それならば説明はつくかもしれない。
杏子「本当だよ、だって使い魔の方向に行くもんだから…」
ほむら「使い魔を放っておいてラーメン屋か?」
杏子「…!おまえ!…使い魔を倒してどうするんだよ!」
ほむら「…近くにいれば倒すだろう」
杏子「魔女じゃない…グリーフシードだって落とさない奴だよ、それでも……」
ああ、なるほど。
そうか、この子は。なるほど。
ほむら「…杏子、君は徹頭徹尾、自分の為だけに生きているのかもしれない」
杏子「!」
ほむら「でも私には少なからずとも、守りたいものがある…使い魔とも戦うべき理由はあるんだ」
私は杏子とは違う。
杏子は私とは違う。
ほむら「…そうか、ここは見滝原ではなかったね、すまない」
ハットを深く被って、小さく頭を下げる。
そうか。私はいつの間にか、彼女のテリトリーを脅かしてしまっていたのか。
ほむら「君の庭を荒らしてすまなかったよ、杏子」
杏子「……」
彼女も苦い顔をしてくれた。
けれど彼女と私の信念は違う。その正義も違う。
魔法少女としての生き方が違えば、それは相容れない。
残念でならない。せっかく友達になれたと思ったのに。
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