過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[saga]
2012/03/29(木) 23:00:44.47 ID:ZPtFU5uZ0
ほむら「なら、君は私と関わらない方が良い」
杏子「!」
エレベーターへ向かって歩く。
杏子「どうして…」
ほむら「この町にはマミという魔法少女がいる」
杏子「マミ…」
QB「杏子は昔……きゅぷ」
杏子「あいつがどうしたんだよ」
ほむら「…彼女の信念と君の信念は相容れないだろう、それと同じ」
杏子「……そうだけど」
ほむら「まあ、私も君寄りといえば君寄りな感覚でいるんだけどな、使い魔に対しては」
杏子「なら…!」
ほむら「しかし君ほど極端にルーズでもない」
ほむら「…私はマミと共に見滝原にいることを選んだ」
杏子「……」
ほむら「そんな私と居るということはね、杏子……君の信念を変えるしかないということなんだよ」
さやかもじきに魔法少女となる身だ。
彼女はマミと同じか、それ以上に正義を重んじる魔法少女となるだろう。
そうなれば、さやかは杏子の事を許さないはずだ。
グリーフシードを多くストックしておきたい気持ちはわかる。
頷ける合理性はあるが見滝原でそのスタンスは許されない。
杏子「…なんでっ、どいつもこいつもっ、わかってくれないんだよぉ!!」
叫んだって許されない。
杏子「私はこうするしかないんだよぉ!!」
槍を構えて突撃したって許されない。
カチッ
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