338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/02/27(月) 05:21:15.02 ID:1FD7vy2wo
ドラムバッグを私の部屋に置いた後で、あずにゃんは台所に立ちました
梓「来るのが遅くなってすみません。すぐに夕飯の支度しますね」
唯「いや、こちらこそ。わざわざ来てもらっちゃってごめんね」
いいですよ、と笑いながらあずにゃんは冷蔵庫を開けます
梓「唯先輩が一人だとか心配ですしね」
唯「も、もっとしっかりしなきゃだよね」
梓「んー、そのままでもいいんじゃないですかね」
食材を手際良く取り出しながら、あずにゃんは言いました
梓「私も一人は少し寂しいので。ちょうどいいですから」
唯「……私も、何か手伝おうか?」
梓「大丈夫です。唯先輩はテレビでも見ていてください」
そう言われても、何だか手持ちぶさたです
とりあえず、ソファーに座ってテレビを眺めてみますが
唯「……まあ、こんな時間だしね」
面白い番組なんてやっているわけがなくて
キッチンに目を向ければ、エプロン姿のあずにゃんが立っています
ツインテールを揺らしながら、人参を切っています
それは私が欲しかった光景でした
ぼうっと眺めていると、何故だかその光景に安心してしまって
それで、思い出します
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