417:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/02/27(月) 06:11:32.50 ID:1FD7vy2wo
お昼です
日当たりの良い屋外カフェテラスのテーブル
オレンジジュースを飲んでから、あずにゃんはため息をつきました
梓「なかなか見つかりませんね」
唯「だね……」
テーブルに突っ伏しながら、私も呻きます
あれから三件の不動産屋さんを回ってみました
こちらの条件も話して、色々と紹介されたのですが
梓「値段だったり広さだったり防音だったり、ちょうどいいのはありませんでしたね」
唯「やっぱりちょっと甘かったかなぁ」
同棲ということで、少し浮かれていたのかもしれません
考えてみれば良い部屋なんてそれなりの値段になるのは当たり前ですし
財布と相談した結果なら、必然と広さや環境も限られてしまう
防音だなんて、昨今の住宅事情では難しいのかもしれませんし
ため息をつくと、頭にふわっとした感触
梓「そう簡単には決まりませんよ」
唯「あずにゃん……」
梓「お昼食べたら、また頑張りましょうよ。きっといい部屋見つかりますから」
梓「こういうのも、恋人の共同作業の一つですから。だからそんな顔しないでください」
唯「うん……ごめんね」
頭をなでなでされながら、私は謝ります
そうだ
ここで私がしっかりしないと
これくらいで諦めちゃダメだ
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