23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage saga]
2012/02/28(火) 14:25:55.35 ID:p2hl/ApW0
第七学区にある、そこそこ高級なアパートが垣根の居住地である。
一人暮らしには広すぎるその1室で、垣根は目が覚めた。
彼の朝は規則的である。
朝起きるのはいつも6時。トレーニングをし、シャワーで汗を洗い落とす。
そして、朝食を自分で作るのだ。家庭的クソメルヘン(笑)
今日は一週間分の洗濯物を干す日である
朝食はまだ取っていない。
「あー、暇だ。何もありゃしねぇ」
ベランダ行ってみろ。びっくりするぞ?
垣根が洗濯籠を持って出てきた。
ガラガラガラーっと窓を開けた彼は、某ラノベ主人公と同様に、
「雨降ったりしねぇだろうな……」
と。フラグ全開である。
そう、ベランダには既に白い布が干してある。
「……は?」
垣根の目はまん丸だ。言った通りびっくりしている。
「修道服――ってことはシスターか?なんでこんなところに……」
「うーん……」
白い布――謎のシスターが目を覚ましたようだ。
開口一番、とんでもないことを口走った。
「お腹空いた。」
「は?」
「お腹一杯ごはんを食べさせてくれたら嬉しいな」
「……死ね」
蹴り飛ばした。シスターをだ。
なんて罰当たりな奴なんだ垣根帝督。
ここはマンションの7階。ベランダに干されている状態で蹴ったのだから、落ちるしかない。確実に死ぬ。
線香を焚いてあげよう。アーメン。
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