過去ログ - 古賀「冥加ちゃん!! 殺人事件だよ!!」冥加「おちついてください、いたみさん」
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131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2012/02/29(水) 17:22:31.93 ID:p9UFOwUAO
禁書「示す?」

冥加「あなたはひとをしんじられない」

禁書「そうだよ!! お母様にも愛されないで!! 友達もできなくて!! みんなに馬鹿にされて!!」


冥加「……」

禁書「テストでいい点をとっても!! 頭がよくても!! 誰もわたしを見てくれない!! 誰もわたしを誉めてくれない!! だって私は「完全記憶能力」って気持ち悪い能力を持ってて!! テストで点が取れるのもカンニングだって責められて!! だれもわたしを誉めてもくれないし、愛してもくれないんだよ!!」

冥加「はたして、そうでしたか?」

禁書「え?」

冥加「わたしはおぼえています。あなたののうりょくをけなさかったかたを。あなたののうりょくをほめてくれたかたを」

禁書「……でも、そんなの美琴がいうとおり、珍しいものみたさと、わたしを利用するための方便なんだよ!! 内心ではきっと馬鹿にしてるんだよ!!」

冥加「わたしはしってますよ。それがりようではないと。なぜならかれにはあなたをりようするいみはないから。かのじょもいて、ともだちもいて、しょうらいもある」

禁書「仮にそうだとしてもっ!! 今更なんだよ!! もう遅いんだよ!! 私が……私が全部、壊しちゃったから……」

冥加「かんぜんきおくのうりょく、あなたはつかいこなせていませんね」

禁書「っ!?」

冥加「かれらはさいごなんていいました? さしたあいてがだれだかわかんないうえに、なにをいってるかわかんない。どういういみだとおもいます」

禁書「……」

冥加「かれらはあなたをゆるした。なぜゆるしたとおもいますか? それはかれらにとってあなたはもうともだちだからですよ。おなじかまでめしをたべて、あそんだから」

禁書「……おひとよしすぎるんだよ」

冥加「えぇ、めるひぇんがあたまにまわってますね。けれどあなたのげんざいのざいじょうはただひとつしかありません。はんにんぞうとくおよびしょうこいんめつのつみのみです。なぜか、わかりますね?」

禁書「……許して貰えるのかなぁ?」

ポロポロと彼女は涙を零す。

冥加「ゆるしてもらえますよ。あなたがかれらをしんじれば」

禁書「……ごめん、ごめんなさいなんだよ。うぇぇぇぇぇん、うぇぇぇぇぇんうぇぇぇぇぇんうぇぇぇぇぇんうぇぇぇぇぇん」

周りをはばからず彼女は泣き始めた。


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