過去ログ - 古賀「冥加ちゃん!! 殺人事件だよ!!」冥加「おちついてください、いたみさん」
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169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2012/03/01(木) 17:03:09.85 ID:voj65hPAO
【喫茶店】

古賀「毛利探偵事務所も門前払い、全く嫌になるよね……」

まぁ、それだけこの業界では嫌われている。

同業者からすればあの球磨川禊に一矢報いたことのある冥加ちゃんは仇と思われてるくらい嫌われている。

古賀「けど、危機感あそこまであからさまだとどん引きになるよ」

こんな美女の帰った後に塩を撒くなんて酷すぎ。

古賀「……これ以上、刑事さんに話を聞くのもなぁ」

唯一、良くしてもらっている刑事さんに連絡を取ろうか迷うが止めた。

ただでさえあの『球磨川禊の百人殺し』に関わって干されているというのに、これ以上干されたら本当に可哀想である。

古賀「うっし!! いたみさん流探偵の心得、その一。迷った時はココアを飲め!!」

追加のココアを注文することにより、糖分を摂取する。

糖分を摂取すれば賢くなる。

賢くなったら事件解決。

無茶苦茶な三段論法だけれど馬鹿には出来ない。

なにせ、冥加ちゃんですら「……え? それほんきでいってます?」と驚愕させたくらい画期的な方法なのだ。決して呆れられてる訳じゃない!!

すると一組の男女が入ってくる。

あたしは何となくそれを目で追う。

古賀「あれは江戸川って子?」

何て偶然だろうか。四大探偵の内、三人目に遭遇した。

一時期、天才小学生探偵と呼ばれていた。

あの人は今!! とかで取り上げられそうだなぁとか考える。

古賀「……今日日の小学生は進んでるね」

あの一組の男女の距離感はカップルのそれだった。

古賀「おっ、目が合った……あからさまに嫌な顔をされたし」

やれやれ、冥加ちゃん探偵助手をするのも楽じゃないね。

会計を済ませて、喫茶店を出る。

古賀「……ほんと、珍しい」

喫茶店に入っていった一人の青年を見つめる。

かねだいちいちじゃなくて金田一 一。

古賀「探偵ファンがいたら卒倒ものだよね、だけどどう考えても協力してくれなさそうだし、あたしはあたしで仕事しますかね」

冥加ちゃんの予想では大規模な麻薬グループの可能性があるらしい。

けれど彼らにはもはや関係がない。

まったく、探偵や警察はほんとに平和を守らず復讐に燃えて、嫌になっちゃうよ。


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