過去ログ - 古賀「冥加ちゃん!! 殺人事件だよ!!」冥加「おちついてください、いたみさん」
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216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2012/03/03(土) 03:01:16.70 ID:6a3xyt6AO
【与えられた部屋】

美南「全ての自由を奪う訳じゃないですよ。ただあたしが監視させて貰うだけ、もちろん、トイレもご自由にどうぞ」

鎖分銅も奪われ、手には手錠。

冥加「……たいしたじゆうです」

美南「うーん、でもなんだかなー。本当にあのお方のお気に入りなんですか?」

冥加「それはわたしにきくべきことではありません」

美南「あはっ、そうですよね」

冥加「……たんていであるあなたがどうして」

美南「そっちの業界じゃあたしの方が先輩ですし教えてあげますね」

冥加「……」

美南「わたしは三年前のあの日からずっと憧れていた。あの方は言ってくださったわ。冤罪をなすりつけた君たちは悪くないって。毎日毎日、気が狂いそうなくらい電話がきて。探偵なんか必要ないって、[ピーーー]って、何回言われた事か。DDSのAクラスの女の先輩は強姦までされて、Aクラスの他の女の子は過負荷信仰の宗教にすがりついて……今まで色んな人を助けて来たのに、色んな人を救ってきたのにそんなものをあっさり消して私達を責めるの」

安易に想像できる光景。団探偵学園の権威の失墜。

美南「毎日、毎日、毎日、毎日。キュウもリュウくんも仕事を放って、過負荷を調べて……でもね、そんなある日、あたしに一通のビデオレターが届いたの。あたしは宛名を見て、みんなに見せるか迷った。けど、ビデオを見たら何であたしがこうなったかわかった」

甘い毒を注ぎ込む。それが過負荷の常套手段。

美南「あたしが悪いんだって。何の力も無いあたしが。最初は詰られて、責められたわ。でもあのお方は言ったの。あたしのやった罪も。あたしの弱さも。全て、悪くないって。だってあたしは何をしてもいいんだよ? 当たり前だった。だって瞬間記憶能力を持ってるのにみんなに利用されるだけされて捨てられたんだから。あたしは何をしてもいいの。それだけの力があるしそれだけの能力がある。なのにあたしは責められてる。こんなの酷いって。あたしは悪くないのに。だからね、あたしは最初にやった事はあたしをこんな目に合わせたDDSを潰したの」

冥加「!?」

美南「簡単だった。禊様が力を貸してくれたの。あっさりと潰れた。力が無いってこんなに駄目なんだって再確認した。そしてこの世で一番は過負荷だからあたしは過負荷なの。あたしは禊様の力で禊様の為に生きている。冥王星の残党も皆殺してあげて、生意気だった同僚もちゃんと殺してあげた」


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