過去ログ - 古賀「冥加ちゃん!! 殺人事件だよ!!」冥加「おちついてください、いたみさん」
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235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2012/03/03(土) 17:02:52.12 ID:6a3xyt6AO
冥加「……そう……でしたね……」

迷っていた自分に嫌気がさす。

悩んでいた自分に辟易する。

『冥加ちゃん、例え冥加ちゃんが球磨川に付いていったならあたしが冥加ちゃんを捕まえる。だって友達だから。大親友だから』

その言葉に胸が温かくなる。

冥加「……もしいたみさんがはんざいをおこしたらわたしがさばいてあげます」

『おうおう、じょうとーだよ!! 冥加ちゃん。それでこそあたしの冥加ちゃんだ』

冥加「いたみさんのではありません」

『うっわ、ここでツンデレ? いいんだよ、別にデレても? ん? ん?』

冥加「つんでれではありません」

『おっ、今、顔真っ赤になってるよね? ぐへへへへー』

冥加「ぶっとばしますよ?」

図星だ。確かにわたしは照れている。そして電話越しのいたみさんもそうなのだろう。

『あのさ、冥加ちゃん、もし辛くなったらさ、そんときはさーーそんときは』

冥加「はい」

『にゃはは、冥加ちゃん。あたしの名前を言ってみて?』

冥加「……まったく」

『あー、はっず!! はっず!! んじゃ、また直ぐにでも電話掛けてきていいんだよ。あたしは、ほら、なんか冥加ちゃんがピーンチって気がして電話したら実際にそうだったし!! け、決してこっちで事件があったから冥加ちゃんに教えを請おうとかそんな浅ましい行動じゃないよ!? か、勘違いしないでよねっ!! プンプン』

冥加「……まったく。どんなつんでれですか。それで聞きたいことは?」

『あー、なんだっけ? あ、そうそう冥加ちゃんって今、パンツ何、はいてん』

途中で電話を切った。それに本当にわからないのなら電話をかけ直してくるだろう。多分、自信が持てないから確認に電話を掛けてきたんだろう。

冥加「……じしんをもってください、いたみさん。あなたはもうりっぱなたんていです。そして、ありがとう」







『冥加ちゃん、メールだお!! ひなだお!!』

まったく、いつの間にこんな着信を登録されていたのだろう。

溜め息をつきながらメールを開く。

『なんか、今、冥加ちゃんがデレてた気がする。冥加ちゃんペロペロ冥加ちゃんペロペロ』

冥加「…………さて」

私もいたみさん成分を補充した事ですし、事件を解決しましょうか。


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