過去ログ - 勇者「ハーレム言うなって言ってるじゃないですか」盗賊「……3、だよ……」
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919: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2014/02/03(月) 23:22:28.71 ID:q6zI3GIt0
男性(帰ったらまた他の仕事……考えただけで憂鬱だ)

男性「……」


この国は、とても美しい


男性「……流石」

男性(美国と名高いアリアハンだ)

男性(こうやって通りを眺めるだけで、まるでルビス様の加護に包まれているかのようだ)


ルビス様を崇め奉る祭りが行われるこの季節、アリアハンには私のような旅人が数多く訪れる。

遥か遠くの地にさえその嘉名は轟き、この祭りに参加するため、この地に訪れるため(この大陸は諸事情により旅の扉が封印され、実質他大陸から孤立状態にある)

アリアハンの魔力場を記憶した移動魔法取得者を雇う為に大金を積む富豪も少なくないと聞く。


ガヤガヤ

男性(……)

男性(……仕事、したくないな)


この街の不思議な引力は、屡こうして私を仕事から引き剥がす。


男性(……よし)

ガタッ

男性「親父さん、ちょっと出てくるよ」スタスタ

宿主「ああ、はいはい。どちらへ?」

男性「……――酒場だよ」


そして、その引力は……決まって私をあの場所へ誘うのだ。


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