3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2012/02/29(水) 03:02:23.27 ID:VgP84hMWo
そんな姉を見ていられなかった私は、
「顔、洗ってきますね。」
そう言って洗面所に向かった。
鏡に映る自分はどこか憂鬱な顔をしていた。
こういう時はいつも、自分は誰に似たのだろうかと、物思いに耽る。
逃避しているのだ、現実から―。
しかし、決まって私は一人の人物の面影を見つけてしまい現実に呼び戻される。
「似てるなんて言われたことなかったけどな…。」
誰に言うでもなく、ポツリと漏らしてから自分の顔を冷たい水にさらした。
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