52: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 20:34:20.07 ID:ldZk4e830
女「来客なんて珍しいね。誰が来るの?」
執「先代のゆかりの者でございますれば。身分的にはやんごとなき方々であらせられますが……」
53: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 20:34:56.49 ID:ldZk4e830
執「貴女は既に当家の一員でありますれば。」
嬢「お前を苛(さいな)めることは、私に唾を吐きかけるようなものだ。」
54: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 20:35:26.01 ID:ldZk4e830
女「どうも要領を得ないね。」
執「その……今回はご兄妹でおいでになられるのですが、お二方とも極めて特異な嗜好を……」
55: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 20:35:54.68 ID:ldZk4e830
嬢「こういう奴等だ。これで興味も失せたであろう?」
執「ふぬっ……く、くはっ……プッ!」
56: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 20:36:35.90 ID:ldZk4e830
妹「あら? 兄様、お風邪をお召しになられまして?」
兄「お前こそ、まるで小鳥でもがさえずったのかと思ったよ。」
57: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 20:37:06.61 ID:ldZk4e830
嬢「はーっくちゅん!」
執「また召使いの召喚でございますか?」
58: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 21:07:21.02 ID:ldZk4e830
――――――――――
執「これはこれは、遠路はるばるお疲れ様でございます。」
59: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 21:07:49.48 ID:ldZk4e830
女「へえ、嬢ちゃんの似顔絵より随分と美形なんだね。」
執「左様でございますか?」
60: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 21:08:38.14 ID:ldZk4e830
執「失礼いたします。」
兄「ああ、丁度良かった。ちょっと迷ってしまってね。」
61: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/01(木) 21:09:12.51 ID:ldZk4e830
妹「見目麗しゅうございますわ。お嬢様。」
嬢「うむ。息災そうでなによりだ。」
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