92: ◆.1MPdVGEZk[saga]
2012/03/02(金) 20:44:44.99 ID:0fnb2FQv0
――――――――――
嬢「メイド、メイドはおらぬか?」
93: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 20:45:29.59 ID:0fnb2FQv0
執「ふむ、熱がおありのようですね。」
嬢「それは良くないことなのか?」
94: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 20:46:14.68 ID:0fnb2FQv0
執「お嬢様、メイドめをベッドに降ろしますゆえ、靴を脱がせ願えますか。」
嬢「わかった。では、足を上げよ。」
95: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 20:46:47.15 ID:0fnb2FQv0
嬢「では、薬を持て。直ちに治すのだ。」
執「恐れながら、これを治癒せしめる特効薬は存在いたしません。」
96: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 20:47:21.36 ID:0fnb2FQv0
嬢「ということは、他人に伝染させれば治るのではないか?」
執「それはあくまでも俗説でございます。信憑性は皆無と言えましょう。」
97: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 20:48:01.23 ID:0fnb2FQv0
嬢「どうすれば治るのだ?」
執「十分な睡眠を取り、滋養のある物を摂り、安静にしておりますれば……」
98: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 20:48:53.79 ID:0fnb2FQv0
執「しかし、あいにくと生卵は切らしておりますれば……」
嬢「それなら心配無用だ。」
99: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 21:34:36.61 ID:0fnb2FQv0
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執「ご気分は如何でございますか?」
100: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 21:35:16.60 ID:0fnb2FQv0
女「いいよ、嬢ちゃんの相手も仕事のうちだし、何よりサボって寝てるだけは気が引けちゃう。」
執「左様でございますか。」
101: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 21:38:36.17 ID:0fnb2FQv0
執「よろしければ、お召し変えのついでに清拭などはいかがですか?」
嬢「セイシキとはなんだ?」
102: ◆.1MPdVGEZk[sage saga]
2012/03/02(金) 21:39:06.93 ID:0fnb2FQv0
執「お待たせいたしました。こちらに置いておきますのでお使いください。」
嬢「うむ?」
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