過去ログ - 第六位「……君だよ。『一方通行』」
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26:1 ◆6KRC2KEuIY[sage]
2012/03/03(土) 02:36:20.58 ID:8nNh1qRK0
「なぜだ!なぜ、俺の玉が目の前に!!」
取り押さえられた絶対等速は、上に乗る少年に叫ぶ。
少年は、暴れる絶対等速をモノともせずに抑えながら答える。
「お兄さん……あなたの能力は、等速直線運動をしているとさっき自分で言ってたじゃないですか。
だから次にどの位置にあるか予測が可能です。それなら、どうするか後はわかりますよね?
まっ、能力の競合で、あなたの能力が解除されないままなのは、発見ですが……強いんですね」
「そんなこと」
簡単じゃない。能力者ならわかる。そういった演算がどれほど難しいか。
「……結局、僕にはそれしかないんだ」
聞かせるつもりが無いだろう呟きは、絶対等速には聞き取れなかった。
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