過去ログ - 第六位「……君だよ。『一方通行』」
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42:[sage]
2012/03/15(木) 08:48:58.57 ID:x2H3aLlG0
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クラスメイト等から青髪ピアスや青ピという渾名で認識されている少年は、隣にいる土御門という友の雰囲気が切り替わったのを感じた。
理由は、目の前の優しい雰囲気の男だろうかと青い髪の少年は考える。

今日は、土御門と偶然出会った上条(この人物もまた青髪の友。クラスでデルタフォースと呼ばれる一角)と夏休み最終日を(ナンパとかして)遊び倒そうという目的だったのだが。
上条は、青髪にとって羨ましい事に常盤台の女の子に連れ去られてしまった。
そして、常盤台の女子と話していた青髪達より年下に見える少年が困惑気味に話しかけてきたというのが彼らの現状だった。


「なんや、自分ふられてしもたんやな」

「ええ、そのようです」

「あの子もべっぴんさんやったけど気にする事ないでぇ?
 世の中にはええ子はぎょうさんいますわや」

「それにここは女子寮の前ににゃー、メイドさんはいないけどにゃー」

三人は、軽い言葉を交わしていく。
その中で、青髪は目の前の少年に初めて会う人物にも関わらず違和感を覚えた。
青髪の覚えがある特有の演技臭さ。
そして隣の土御門の気配の変化。
加えて、この前自身に掛かってきたとある確認の電話。



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