過去ログ - 京介「俺のお嬢様がこんなに可愛いわけがない」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 11:35:40.70 ID:cM4wJZDSO
俺は不貞腐れモードから、一瞬で執事モードへ切り替わった。そして置物の裏から引っ張り出したそれを見た瞬間、

「ペロッ、これは一体……」

と、 バーローのような声を出してしまった。何故って、それがこのお屋敷にあまりにも似つかわしくない代物だったからだ。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 11:40:36.22 ID:cM4wJZDSO
このとき俺の表情は、かの人類最強よりくしゃくしゃだっただろうよッッッ!

そのパッケージの表面には、やたらと目がでかい女の子のイラストが、でんと描かれていた。

小学校高学年くらいの、かわいらしい女の子だ。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 11:44:02.42 ID:cM4wJZDSO
むぅ。こんなか弱い女の子に武器を取らせるとは…物騒なものである。

そして――
パッケージ上部に、おそらくタイトルであろう文字が、丸っこいフォントで表記されていた。

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 11:45:57.11 ID:cM4wJZDSO
「へぇ〜、そおなんですか〜」ニコー

メイド服に眼鏡をかけた地味そうなこいつは田村麻奈美。こいつとは幼馴染みの腐れ縁って感じで、なぜか去年から住み込みでメイドをやっている。最近、個人的に家庭教師の真似事などもしてもらっている。

眼鏡をかけているだけあって、こいつはなかなか優等生なのだ。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 11:52:44.03 ID:cM4wJZDSO
まあいい。今は非常事態だ。

「ところで麻奈美、買い物言ってたんだろ?その袋の中のモノをさっさと冷蔵庫にいれてこい」

この屋敷の使用人達は自分で調理したのを食べるが、麻奈美が来てからは麻奈美が1人で使用人全員の食事を用意している。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 13:16:02.98 ID:cM4wJZDSO
「ふぅ……」

ごそごそと腹からブツを取り出し、利き手で恭しく掲げる。左手の甲で冷や汗をぬぐう。

タッチダウン。なかなか際どい試合だった。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/03/01(木) 14:00:25.14 ID:3mBR1ZK70
てっきり沙織の話かと思ったぜ


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/03/01(木) 14:33:43.87 ID:/SQ7V7lmo
とりあえずひと通りキャラでたら人物設定がどう変更されてるのか詳しく頼む


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 15:14:28.27 ID:cM4wJZDSO
俺の部屋は六畳間。この屋敷の使用人部屋は大抵この大きさだ。ベッドに机。参考書などの本類を収納した本棚。そして、クローゼット。

床は赤を基調にした絨毯が敷いてあり、カーテンは清潔な白。壁には学校の制服や執事服の替えがかかっているが、室内自体はきっちり清潔感が溢れている。

その他にはミニコンポがあるくらいで、パソコンやらテレビやらゲームやらはない。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/03/01(木) 15:15:26.08 ID:cM4wJZDSO
「ふーむ」

んでさ……コレ、誰の?
俺はこの屋敷に住まう人々の顔を順番に頭に思い描く。麻奈美はアニメなんて興味なさそうだし、執事長や他のメイドとかなのか?

以下略



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