過去ログ - 咲「バイオハザード、発生なう」小衣「へ?何それ?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/02(金) 19:11:14.65 ID:LIjwoKbDO

『実験体に特に変化は見られない。』

小衣「楽しくって、どうやって楽しくなるのよ?」

平乃「こんな状況にある人間を見て楽しめる方々に気に入られようなんて、全くやる気が起きませんね。」

咲「視聴料払え。」

次子「とりあえず、視聴者サービスに脱がすか?」

平乃「ええ、持ち物検査ですね。」

「え、いや……それは……

ちょ、ちょっと!?」

ガサガサ……

「ちょ…いや…やめて!」

次子「ん?なんだこの………アザ?」

平乃「いえ、傷ですね。
手術の後に縫いあわせた様な感じです。」

咲「大きい………。」

『私の身体には、ちょうど真ん中に折り目を付けた様に首から腰にかけて長く大きい傷がある。これは私が研究所にいた時に、研究所で作られた物だ。』

「…………。
あたしもまともな人間じゃないってこと。
あなた達が如何に優秀な子供達であろうと、奇跡的に生まれた天才より安定して作られる鬼才の方が優れている。」

咲「?厨二?」

平乃「何か、事故なので作った傷なのですか?」

「作られた。
研究所で人体実験をしたの。その際、あたしの体内に埋め込まれた実験体がこの傷から体外に出たの。」

次子「はぁ!?んなの、死ぬだろ!?」

「死んでもよかった。
あたしみたいな孤児一人が死んでも。
それにあたしの中から生まれたのは、あたしとそっくりの少女。
あたしの遺伝子を吸収するんだから当たり前だけど。」

平乃「人間から、人間を作る?クローンの様な感じですね。」

小衣「クローンって…。そんなグロいやり方で作るもんなの?」

「生まれてくるのはただの人間じゃない。知能数はあたしとは桁違い。筋力、思考力も明らかに違う。体の治癒力もまともじゃない。化け物みたいな人間。
ま、たまに失敗して見た目すら人間を越えた化け物も生まれるけどね。」



小衣「…………。つまりどういう事?」

次子「さあ?途中からめまいがした。途方もない話だよな。」


『つまり………
私はその天才的な化け物が生まれると同時に抜け柄もして死ぬハズだった……』

『おい。感傷に浸るな。報告を続けろ。』

『……申し訳ありません。』


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