過去ログ - 咲「バイオハザード、発生なう」小衣「へ?何それ?」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/03(土) 19:48:13.88 ID:+IlrY4IDO
しぃ「………。そして今も記憶や意思を共有している………。」

次子「記憶を共有?」

「私は彼女の目や耳を通して情報を手に入れている。テレパシーみたいなものね。だから、お姉さん達の事もよく知っているわ。」


平乃「なるほど。監視とは、つまり彼女の目を通して監視をしていたのですね。」

「そ。その情報は私以外の監視員や本社にも送る事が出来る。送らない事もできるけど。ただ、私とその娘はいつでも繋がってる。」


しぃ「………私の役目はあくまで………」


「…………。その娘の身体は私の身体でもある。
貴方達がその娘を心配するなら、それは間接的とはいえ私を気をかけてくれたようにも感じてしまう。」

しぃ「……あなたは私だから。」

「………。でもね、しぃ。命令は絶対なの。私は逆らうわけにはいかない。」


しぃ「…………。」

バン!

しぃ「……あ……」

「さよなら。私。」

小衣「え?」

平乃「な……」


《しぃ。私の銃に撃たれ……》


しぃ「……げほっ……」

次子「お、おいっ!?」

平乃「撃たれてる……出血しないと…!」

小衣「ちょ!あんた、警察の前で人を銃で撃つなんて………」


《あぁ………。あの時と同じ。身体が冷たくなるのを感じる………。しぃは倒れた。皆が駆け寄ってくる……》


平乃「しぃさん!目を開けて………」


《駄目……全く開こうとしない………。これって、もう死んだの?》


「……………」

小衣「ちょっと!あんた、何とかいいなさいよ!」


咲「…………。なんか切ない。自分の母親を撃つようなもの。」

「いえ……。自分自身に銃を撃つようなもの……ですね。」




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