過去ログ - 当麻「起きろ姉ちゃん、朝だぞ」麦野「んー…」【5日目】
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とある姉妹の特等席 フレメア編
[sage]
2012/06/27(水) 22:47:05.05 ID:D/KZXf9k0
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フレメア「にゃあ?お兄ちゃん帰ってきた?」
フレメアが物音を聞きつけ、自室から顔を覗かせる
フレメア「お兄ちゃん?」
当麻「……zzZ…んがっ…」
フレメア「??……お兄ちゃん寝てる?にゃあ」
倒された背もたれの上にある当麻の顔は小さなフレメアの目線からは見えない
フレメア「大体、退屈……にゃあ…」
フレメア「うー……にゃあ!!」
ヨジヨジ、と当麻のズボンを掴み這いよ…這い上がるフレメア
当麻の腰を跨ぐように膝をつき、身体を揺らす
フレメア「お兄ちゃん寝てると退屈…起きて。にゃあ」
当麻「…うーん……zzZ…」
フレメア「起きて!にゃあ!」
当麻「なんだよ…静かにしてくれ……zzZ」
フレメア「うぇ…?お兄ちゃん怒った……?」
当麻本人は寝ぼけて言ったつもりだが、いつもより強い語気に本気で拒絶されたかと心配になったフレメアは少し身を乗り出して当麻の顔を覗き込む
当麻「……zzZ…怒って…ませんよ……だから静かに…zz」
フレメア「よかった。にゃあ」
当麻「お兄ちゃんが…妹を嫌うなんて……そげぶですよ…zzZ」
フレメア「ふにゃっ!?」
無意識に近いのにすぐ近くにあったフレメアの頭を胸に抱き寄せる当麻
腰を浮かせていたフレメアはつんのめるように兄の胸に顔を埋めた
当麻「…zzZ…あったけぇ……」
フレメア「…大体、あせくしゃい。にゃあ」
彼女は知らないが、兄はほぼ一日中走り回りそのままダウンしているのだから仕方がない
しかし口では文句を言いながらも軽く乗せられた腕から抜け出そうとはせず、そのままの体勢で鼻をヒクヒクと動かす
二人しか居ないリビングには「スンスン」という掠れた音だけが響いていた
フレメア「……くしゃい…くしゃい。にゃあ」
当麻「…zzZ」
フレメア「……でも落ち着くにおい…?わかんない。にゃあ」
当麻「…zz……Z」
フレメア「まぁいいや…ふぁあ……」
フレメアは大きな欠伸をすると、当麻の胸に二、三度頬を擦り付け目を閉じた
二人の静かな寝息がリビングを支配するにはさほど時間は掛からなかった
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