過去ログ - 少女「私が勇者……ですか？」２週目part3
↓ 1- 覧 板 20
44:1[saga]
2012/03/04(日) 23:30:19.42 ID:SPpt1GR10
少女「ずっと昔ね、あの写真の場所に秘密基地を作ったんだ。……正確には、作ってる途中だった」

少女「でね、ある日、私が親に内緒で秘密基地に泊まろうってこっそり家を抜け出したの」

少女「そうしたら、昼間と違って真っ暗な森で迷子になっちゃって……」

少女「……その時、森の中で私と同じくらいの年の女の子に出会ったんだ……」

少女「その子は、泣いてた私を励ましてくれて……それで、一緒に基地を探してくれることになったんだ……」

少女「私は、２人で基地に入って遊ぼうって約束をしたの……。なんとか基地について、少し話した後、危ないから町へ帰ろうって下山することになって……でもね……」

少女「……途中で、見たこともない動物が現れて、私とその子を襲ったの……その子は、私が囮になるって……それで、明日基地でもう一度会おうって……」

少女「……何とか、私は助かったんだけど……次の日も、その次の日も……ずっとずっと待ってもその子は基地に来なかった……」

天狗（……どこかで、聞いたことがある気がする……）

少女「……天狗ちゃんが、私を庇ってくれたとき、やっぱり私は役立たずだってわかったんだ……そんな私が……世界を救うだなんて無理だよ……」

天狗「そんなこと……」

少女「私は、何も守れないんだよ……」

天狗「……」

>>45
１．そんなことない！
２．何もいえない……

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>
1002Res/283.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice