過去ログ - 梓「ムギ先輩からエッチなゲームを借りてきました……Disk3」
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182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/11(日) 13:11:54.91 ID:Q6/xaJFSO
澪サイド

澪「おかしい……」

私達は毎日、夜に2時間ばかり、交代で電話を掛け合っている。今日は唯の番だ。

澪(いつもなら、こっちの準備が終わる前に電話をかけてきてるのに……)

今日に限ってはそれがない。おまけにこっちから、電話をしても、反応がない。むろん、唯のことだから、寝ちゃってるかもしれないけど……。

澪「心配だ」

まずは幼なじみの律に電話をかける。

律『はいはーい。なんでしゅか、澪ちゃん』

澪「律か。実は……」

私は簡単に事情を説明する。

律『……考えすぎじゃね?』

澪「そう言われるのは百も承知だけど、胸騒ぎがしてな……」

律『うーん、たしかに寝てる可能性は低くかもな。 今まで、ずっと連絡を取ってたわけだし』

律は私達のやり取りを知っているからな。

澪「とりあえず、律のところにはいないな?」

律『いたら、澪も誘ってるぞ』

澪「……たしかに。分かった。ムギと梓にも、連絡して、一度、唯の所に行こう」

律『大袈裟じゃね?』

澪「さっきも言ったけど……ものすごく、嫌な予感がするんだ」

律『……分かった。私も手伝うか?』

澪「いや、いい。事情が私からのほうが説明しやすいしな。……ありがと、律」

律『どういたましてん♪』

澪「また、後で……次はムギに……」



紬『なるほどね−』

私はムギに電話をして、簡単に説明する。

紬『分かった。すぐに行くわ』

澪「聞いておいて、こんなことを聞くのも変だけど……疑わないのか?」

紬『何を?』

澪「いや……普通は『心配しすぎだ』とか言われると思うんだが……」

紬『唯ちゃんのことを1番大事にしてる澪ちゃんが言うんだからね』

澪「む、ムギ……カアッー」

紬『それに何もなければ、いいことなんだからね』

澪「あははは、たしかに。律あたりにはいろいろ言われそうだけどな」

紬『うふふ、じゃあ、私もすぐに向かうわ』

澪「ああ。ありがと、ムギ。……後は梓か」

梓は唯に懐いていたし、あんまり、心配をかけるのは嫌だけど……。

澪「四の五の言ってる場合じゃないしな」

私は梓に電話をかけた。



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