過去ログ - 梓「ムギ先輩からエッチなゲームを借りてきました……Disk3」
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[saga]
2012/03/12(月) 19:23:22.65 ID:SRo3n6ISO
澪「なるほど。唯のふとももの……な、なんだって?」
私はシックスをセッ○スみたいな物凄い聞き間違いをしたと思って、聞き返した。
梓「唯先輩のふとももの肉です」
澪「……梓。悪い冗談はやめろ。梓らしくないぞ」
梓「……これを」
私の問いに答えず、梓は真っ赤な飲み物を水筒からついで私に渡す。
澪「なんだ、これは?」
梓「飲んでみて下さい」
澪「……ゴクッ……ぶはっ……な、なんだ、これは……」
梓「唯先輩の血です」
澪「血!?」
梓「あーあー、こぼしちゃって。ちゃんと飲んで下さい。もう、採れないんですから」
澪「……ど、どういうつもりだ」
梓「どういうつもりとは?」
澪「だ、誰に言われて、こんなことを……」
梓「唯先輩です。澪先輩と1つになりたかったみたいなので」
澪「……いい加減にしろよ。こんな悪戯をするのは……律か!?」
梓「悪戯じゃないんですけど……ちゃんと食べてくださいね」
澪「悪戯じゃない? じゃあ、証拠を見せてくれ」
梓「証拠……分かりました。そのかわり、『残さず』食べてくださいね」
澪「あ、ああ……」
なんだ、この梓は。まるで、嘘をついてるんじゃなくて……本当のことを言ってるみたいじゃないか。
澪「……タラ」
今はそんなに暑くもないけど……背筋から、嫌な汗が……。
梓「これが証拠です」
梓は先程の大きな箱を私の前におきます。
澪(な、なんだ……この梓の……威圧感は……)
目の前の小柄な後輩が、今はライオンやトラが私の目の前に立って、私を威圧しているような、錯覚に襲われる。
梓「どうしたんですか? 早く、開けて下さい」
目の前の野獣は私を急かす。私の心臓は……バクバクと鼓動を鳴らし、今にも張り裂けそうだった。
澪「……」
私は箱に手をかけ、リボンを外し、蓋を開けます。
澪「…………!?!?!?」
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