過去ログ - 梓「ムギ先輩からエッチなゲームを借りてきました……Disk3」
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[saga]
2012/03/24(土) 18:12:40.96 ID:x8xUPF0SO
唯「それでも……」
私は行かなければ。あずにゃんを守るために。
律「ぐわっ……!」
梓「律先輩!」
風子さんの繰り出すシュートが律先輩をスーパーボールのように上空に跳ね上げます。
憂「律さんまで……」
すでに、和さん、ムギ先輩まで、風子さんの手でやられています。
風子「最後は唯ちゃんの妹ですか」
憂「うう……」
梓「憂は私が守る!」
私は憂の前に立ちます。
風子「困りますね。あなたは立派な商品。オークションでは最低でも1億はいくんではないかと試算が出ています。そんなあなたを傷つけるわけにはいきません」
梓「じゃあ、私を連れていって下さい。もう、これ以上、憂達にひどいことをしないで」
風子「それは無理です。APDは裏切り者には厳しい罰を、が掟です。この3人は見逃しても、平沢姉妹は滅ぼさねば……」
突然、黙り込む風子さん。
風子「逃げたと思ったんですがね」
唯「ふっ。主役は遅れてくるものだよ」
あ、あの声、あの姿は……。
梓「唯先輩!」
唯「あずにゃん、憂、大丈夫?」
憂「私達は……平気だけど……」
憂は言葉を切ります。
唯「……和ちゃん。……ムギちゃん……りっちゃん」
唯先輩は1人1人の名前を呼んで、その姿を確かめ、風子さんに向き直ります。
唯「……よくも、皆を」
風子「そんな表情をしても……あなたに私は倒せませんよ。あなたには力がない」
唯(悔しいけど……その通りだ。私には……勝つ手段は……)
梓「唯先輩! 諦めないで下さい!」
唯先輩は何も言ってないけど、顔に諦めが出ていました。これも恋人同士だから、分かることなんです。えっへん。
唯「あずにゃん……分かった! 風子ちゃん! 私はあなたを倒すよ!」
憂「梓ちゃん」
梓「なーに、憂」
憂「お姉ちゃんに新しい力をあげて」
梓「え? 何を言ってるの。私にそんな力は……」
憂「愛の力で!」
梓「愛とな!?」
愛と言われたら、仕方がありません。
梓「唯先輩!」
唯「なに、あずにゃん!」
梓「新しい力です!!!
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