過去ログ - 梓「ムギ先輩からエッチなゲームを借りてきました……Disk3」
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902:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/04/01(日) 23:11:58.52 ID:6koCxxhb0
3年後

梓「ふにゃあ」

澪「よしよし」

私は膝の上で気持ち良さそうに寝る梓の頭を撫でる。

澪「あれから、3年か」

あれから……私は妊娠していたことが分かった。私には身に覚えがないことだった。強姦でもされたのかとも、両親には心配されたが、まったく、そんな覚えもなかったし。両親にはおろせと言われた。当然だろう。私はまだ、学園生。それに相手はまったく分からない子供。むしろ、両親として自然なことだろう。でも、私は……決して、おろそうとは思わなかった。なんでかは分からない。1つあるとしたら……大切な何かとの絆を断ち切りたくなかったから。

澪「お母さん達は元気かな?」

結局、私は両親の反対を押し切り、梓を産んだ。そのおかげで、私は学園を卒業すると同時に勘当だ。

梓「おっぱい、ぱふぱふ」

澪「また、変な言葉を覚えて……唯だな、まったく」

幸いにもみんなの協力のおかげでなんとかやっていけている。仲間っていいもんだなって思うのはちょっとくさいかな?

ガチャッ。

唯「澪ちゃん、時間だよー」

澪「分かった。梓。いい子にしてるんだよ」

梓「ふにゃあ」

私達は学園を卒業して……積極的にライブなどのバンド活動をしている。『目標はメジャーデビュー』と、皆は私の知らない梓って子のためだと、特に唯は張り切っているのだが……私には分からないことだ。そのことで唯とはよく喧嘩になるんだけどな。

唯「ここでうまくやれれば、テレビに出れるんだよね」

澪「地方局だけどな」

唯「それでも一歩前進だよ」

澪「まあね」

テレビに出れば、『目標はメジャーデビュー』に1歩近づけるな。さっきも言ったかもだけど、皆はわ梓って子のために頑張っているみたいだが……私は違う。それは……。

澪「約束……」

唯「ほへ? どうしたの?」

澪「何でもないよ。独り言」

私はたまに夢に見るんだ。

???『天国に届くくらい、有名なバンドになってください』

悲しそうにそんなことを言う少女を。だから、私はバンドをやる。もし、有名になったら……。




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