過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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103: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/09/25(火) 08:35:57.64 ID:61CzTx8/0
あれから十数分後。
今度は企業ブースに来ていた。
スターク・インターナショナルはもちろんのこと、シスカリプスのメーカー『ありす+』も出展している。

桐乃「……スティーブさん」

キャプテン・アメリカ「どうしたの?」

桐乃「黒猫の顔、真っ赤になってる。あれ、間違いなく脱水症状とか熱射病で倒れる手前だと思う」

桐乃「撮影の時に何人かああなって少ししてから倒れるの、よく見たから分かるわ」

この言葉に、桐乃ちゃんがやろうとしていることにすぐに気付いた。

キャプテン・アメリカ「……注意を引けばいいの?」

桐乃「そんなところ」

僕は黒猫ちゃんの目の前に近づく。
沙織ちゃんと黒猫ちゃんが面喰っている隙をついて、背後に忍び寄った桐乃ちゃんが黒猫ちゃんの上着をはぎ取った!

黒猫「〜〜!」

沙織「乱心! 乱心でござる!」

キャプテン・アメリカ「沙織ちゃん。他の参加者たちが驚いてる」

桐乃「全く。顔が真っ赤だったわよ。今年はアイアンマンのおかげで屋内は涼しいけど、そんなの着てたら熱が逃げないって」

桐乃「うわ、籠ってた熱気が肌に! まったく。ほら、ミネラルウォーター。水分もとっときなさい」

黒猫「…………」

いきなりのことなので黙り込んでしまった。
まあ、当然と言えば当然だけど。
とはいえ、これはあまりよくないので背中を押すことにした。

キャプテン・アメリカ「こういう時はお礼を言わないと」

黒猫「……ありがとう」

桐乃「ど、どういたしまして……」

やれやれ、桐乃ちゃんはまだまだ素直じゃないな。
ま、ケンカにならないで何より。






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