過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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125: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/11/27(火) 00:35:30.79 ID:KInp1XN60
余りの言い草につい口出ししたら、速攻で桐乃ちゃんに注意された。
何でだよ!? 悪いのは新垣あやせの方じゃないか!

桐乃「あやせ。本物のあたしって何? 運動も勉強もできて、スタイルとファッションセンスが抜群で、友達がいっぱいいて教師受けも良好な前項の憧れの的」

桐乃「それでももってモデルもやっててみんなが知ってる完璧な少女。それがあんたの言う本物あたしなの?」

あやせ「そう! それが桐乃でしょ!」

桐乃「……ごめん、あやせ。あたしはアニメもゲームも大好きなの。誰が何と言おう、とそれが大好きなのがあたしなの」

桐乃「だから、心配してくれてるのは分かるし、嬉しいけどやめないよ。好きなものは好きなんだもん」

あやせ「それって、わたしよりも大事なの? その趣味の方が?」

桐乃「そんなわけないでしょ!! 自分の趣味も、あんたも大事!! どっちか選べたなら、最初っから悩んでない!」

桐乃ちゃんの殺し文句に、新垣あやせはただただ圧倒されている

桐乃「だから決めた! 絶対アンタと仲直りする。趣味も絶対に捨てない。両方とも、あたしには必要なんだから!」

桐乃「どっちが欠けてもあたしじゃなくなっちゃうから、どっちも諦めない!! なんか文句ある!?」

新垣あやせも悟っただろう。
僕たちの目の前にいるのは、まぎれもなく本物の高坂桐乃だ。
桐乃ちゃんはこういう子だということぐらい、親友である新垣あやせ奈良僕以上に理解しているはずだ。

あやせ「わたしも桐乃と……仲直り……したい…………」

桐乃「……………………ん」

二人は涙ぐみ、手と手を合わせながら照れたように微笑んだ。
二人の気持ちは一緒。
腹を割って話し合ってお互いにようやく気付いたのだろう。

ボソッ キャプテン・アメリカ「これじゃ殺すわけにはいかないな」

めでたし、めでたし、ということにするか。
なんて思っていたら……。

あやせ「……やっぱりダメっ。桐乃の趣味は認められない……っ!」

この期に及んでかよ!
桐乃ちゃんもビックリだよ!

桐乃「え? さっき仲直りするって言ったじゃん!?」

あやせ「ふええええ〜。だって、だって、ああいうのって犯罪とは関係なしに、穢らわしい、おぞましい、気持ち悪いって思うもの!」

あやせ「えっく。えっく。えっく。やっぱりむりだもーん!」

桐乃「……………………う゛っ!」

泣きだしちゃったよ……。
桐乃ちゃんも本気で困っている。
しょうがない、僕がおせっかいを焼いておこう。
えい! 盾で軽く地獄突き!

ゴシャス あやせ「………………!!!」

がっくし……。
そのまま前のめりに倒れそうになった新垣あやせを、桐乃ちゃんが慌ててキャッチ。

キャプテン・アメリカ「奥義! 『別の問題を起こして大事を有耶無耶にする』!! 先に帰ってるからね。車には気をつけるんだよー!」

殺意も晴らせてこっちの気分も爽快!
Oh yeah!

キャプテン・アメリカ「キャホホのホーイ!」

桐乃「待てコラ鬼畜米英! にげるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」

桐乃ちゃんの罵声が聞こえた気がするけど気にしない。
気にしたら負けだと思っている!!
帰宅後、しばらくして帰ってきた桐乃ちゃんから、物凄い抗議を受けたけどそれでも気にしなかった!








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