過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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135: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2013/02/23(土) 01:45:12.24 ID:vifj3Qhm0
高坂家。
僕は自分の部屋で資料を読んでいた。
ウルトロンが前線に立って起こした事件の数々に関するものだ。
どれもこれも凄まじいな……。
そう思っていたら、ノック音が聞こえた。

スティーブ「開いてますよ」

その言葉に反応して入ってきたのは、桐乃ちゃんだった。

スティーブ「どうしたの?」

桐乃「聞いてよ、スティーブさん! この間、沙織と黒猫の二人と一緒に遊びに行った時のことなんだけど……」

それから数分間、桐乃ちゃんは待ち合わせに遅れた上に、悪態をつきまくっていた黒猫ちゃんへの愚痴をぶちまけた。

桐乃「しかも沙織の提案のせいで、木曜日に家でメルルの鑑賞会やる事になったのよー!」

スティーブ「……新垣あやせ達が遊びに来た時のように、僕は部屋で待機していた方がいいかな?」

桐乃「あ、今度はそこまでしなくても大丈夫。つーかむしろ参加してほしいぐらい」





鑑賞会当日。
大介さんと佳乃さんは別の用事でいない。
多分、沙織ちゃんはそれを見越したのだろう。
割り込むのは悪いかと思って参加するのは遠慮していたけど、ちょっと心配だ。
ちょっと様子を見るか。
……そう思って入ってみたら、中は真っ暗、カーテンも完全閉め切りと来た。
明かりをつけないと。
そして明かりがついた瞬間、僕は思わず身構えた。
目の前のソファに黒猫ちゃんが座っていたからだ。

黒猫「……っふ……よくぞここまでたどり着いたものね……褒めてあげるわ」

スティーブ「僕はここの居候だ それに何だ、その悪者のボス役みたいな台詞と態度。それ以前に何をやっていたんだ?」

黒猫「暗い部屋で座っていただけよ」

スティーブ「ドラキュラ伯爵じゃあるまいし。ところで、桐乃ちゃんと沙織ちゃんは?」

黒猫「前者は部屋。後者は急用で来れなくなったわ」

スティーブ「……今日の鑑賞会は、君と桐乃ちゃんの二人っきりってこと?」

黒猫「…………そうよ」

止める役がいない状況下に桐乃ちゃんと黒猫ちゃんが置かれたらどうなるか……。
僕は瞬時に察知できた。
止め役がいない以上、桐乃ちゃんと黒猫ちゃんは……。

スティーブ「ケンカ……したんだね?」

黒猫「流石ね。スーパーヒーロー」

唖然とするしかない。
そしてこのタイミングメールが来た。
案の定、沙織ちゃんからだった。

スティーブ氏、後は頼んだでおじゃる。

スティーブ「遅いよ……。ところで黒猫ちゃん。ケンカの原因は?」

黒猫「あの女の書いたケータイ小説よ」

スティーブ「……つまらなかった、とか?」

黒猫「それを通り越して殺したくなったわ」

そこまで?
逆に内容が気になる!






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