過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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138: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2013/02/23(土) 01:48:17.97 ID:vifj3Qhm0
数分後。
大急ぎで着替え、武装した僕は高坂家前の道で奴と対峙していた。

ウルトロン「…………居留守を決め込まなかっただけ評価しよう。あのまま居留守を決め込んでいたら、この住宅街に死体と瓦礫の山が築かれていただろう」

キャプテン・アメリカ「何のためにわざわざ来た?」

ウルトロン「簡単だ。……組織最大の怨敵である貴様に、このウルトロン・ピムの力を誇示するためだ!」

ウルトロンは吠えたのと同時に荒ぶる拳を繰り出す。
僕は慌てて盾でガード。
しかし、ウルトロンは盾自体を蹴りあげてガードを崩してきた!

キャプテン・アメリカ「そう簡単には!」

僕は相手の隙を突いて、アゴ目掛けて右フック!
直撃した……が、ウルトロンはビクともしていない。

ウルトロン「……人間は貴様が思っているほど脆くはない」

キャプテン・アメリカ「お前は人造人間(アンドロイド)だ! 人間(ヒューマン)じゃない!」

ウルトロン「俺は人間だぁっ!!」

ウルトロンは瞬時に激高。
右手を払い除けた直後に裏拳で僕を吹き飛ばした。
余りの勢いに、僕はコンクリート塀に叩きつけられる。
辛うじて倒れなかった僕目掛け、ウルトロンは追い撃ちでヤクザキックを繰り出してきた。
それを避けたため、空振りに終わったヤクザキックはコンクリート塀に激突し、そのまま貫通した!

ウルトロン「……今の一撃で倒れないとはな!」

キャプテン・アメリカ「人間がそこまで脆くないと言ったのはお前だ!」

ウルトロン「人間の範疇から外れた存在が人間ぶる気かー!」

そこからもう、延々と殴り合う泥仕合。
周囲のコンクリート塀はほぼ全て穴開きチーズ状態。
僕は盾を使った打撃で対抗するも、地力の差なのかダメージの影響なのか、次第に追い詰められていった。

ウルトロン「……流石にダメージの蓄積が著しいようだな。人間の底力を今こそ見せてやるぞ、スーパーソルジャー」

ウルトロンが自信満々にそう言った直後、その顔目掛けて光る何かが直撃してウルトロンを吹き飛ばした。

ウルトロン「……!?」

???「キャプテン!」

キャプテン・アメリカ「フィル?」

大型の銃火器を抱えているフィルだ!
どうやら彼がウルトロンを狙い撃ちにしたらしい。

フィル「ウルトロンが千葉県に出て来たって報告があったから、レールガンを持参してきた。……! どうなっているんだ!?」

吹っ飛ばされたウルトロンの方を見て、フィルが驚愕の声を上げた。
なぜなら、レールガンが直撃してもほぼ無傷だったからだ!




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