過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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151: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2013/05/29(水) 03:36:16.52 ID:0mRF8uCt0
赤坂の中華料理店、『四川飯店』(※)。
僕と桐乃ちゃんは今日はここで晩御飯を済ませることにした。
何故か新垣あやせが隣のテーブルにいるが。

※:日本における中華料理の父、陳建民が東京都新田橋で創業した中華料理店。
  赤坂にあるのは規模拡大時に進出してからできた店。
  ランチは割とリーズナブルだが、元々宮廷料理を得意としていた陳建民の影響なのか、ディナーは中々お高い。

あやせ「お、お久しぶりです」

スティーブ「……こちらこそ」

桐乃「えーっと、この間のことは、ここでは不問ってことで!」

あやせ「桐乃がそう言うなら……」

スティーブ「僕もだ」

ハッキリ言ってすごく気まずい。
むしろ、何で新垣あやせまでいるのだろうか?

桐乃「そういえば、何であやせは一人でここに?」

あやせ「私にカンフーを教えてくれた人たちと久しぶりに晩ご飯を食べることになったんだけど、この店を向こうから指名されたの。ここの先代料理長(※)も、崑崙の戦士だったらしくて」

※:いうまでもなく陳建民のこと。
  言っておくが、このSSのオリジナル設定だから本気にするなよ。

桐乃「崑崙?」

あやせ「中国のどこかにある山なんだけど、私も詳しい場所は分からないわ。私、小さい頃に家族旅行で中国に行った時に誘拐されたんだけど、崑崙の戦士の一人に助けてもらったの」

あやせ「孤児と間違われて数日間一緒に過ごす羽目になったけど、その時にカンフーを教えてもらったのよ。……それにしても、言葉が分からないから孤児ってどういう意味よ!? 崑崙の一般常識ってどうなってるのよ!」

あやせ「勘違いに気付いて帰してくれたけど、仕事の都合でどうしても予定日数以上の期間はいられなくて泣く泣く親が先に日本に帰ったから、一人だけで北京の空港からこっちまで直行便に乗って帰る羽目になったんだから!」

桐乃「…………色々あったんだね」

色々抱え込んでいるみたいだ。
語気が結構荒くなっている。








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