過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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155: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2013/05/29(水) 03:40:00.64 ID:0mRF8uCt0
それからそれから。
僕は桐野ちゃんを乗せ、中学校へと彼女を送っていた。
いつもとは比べ物にならないほど緩やか(※)に。

※とはいっても、時速60qオーバー。
 立派な道路交通法違反レベルの速さである。

桐乃「スティーブさん」

キャプテン・アメリカ「どうしたの?」

桐乃「この間、黒猫も加わって鑑賞会したじゃない。なのにスティーブさんってあたしからDVD借りてメルルを一度は見てたはずなのに、OPだけは何だか初めて見たって顔してたけど、どうして?」

キャプテン・アメリカ「何となく嫌な予感がして、借りた時はOPを飛ばしてたんだ」

桐乃「ええー!? OPから見ないと意味ないでしょー! あ、そういえばコミケの時にも春香さんのことを知っていたのに、実際に会うのは初めてとか言ってたような」

キャプテン・アメリカ「仕事のことで会った時、トニー君が惚気ながら彼女の写真を見せてくれたんだよ。後、会話時の声を録音・編集して作った目覚まし用着ボイスまで聞かされてさ。それで顔と声だけは知っていたんだ」

キャプテン・アメリカ「そう言う桐乃ちゃんこそ、コミケでトニー君と会った時、お互い初対面みたいな態度だったよ。確か映画の主題歌の件で面識があったはずなのに」

桐乃「アレはチャットやメールで知り合ったからよ。ほら、親しいチャット仲間とリアルで初めて会う時ってさ、基本的に初対面時のあいさつから始めるじゃない」

キャプテン・アメリカ「そういうものなのか」

桐乃「そういうものなのです」





そして、桐乃ちゃんを無事学校に送り届けて数時間後。
僕は田村屋にいた。

いわお「朝っぱらから大変だったね。スティーブのじっちゃん」

スティーブ「秋葉原に行った時より疲れたよ。あ、チョコ羊羹も10本ほどお願いします」

店主「まいどあり! にしても、テレビもスティーブさんの話題で持ちきりですよ」

スティーブ「素直に喜んでいいのかどうか、正直迷っています。僕一人で蹴散らしたわけじゃないから」

苦笑いする僕を尻目に、店主さんといわお君は素直に感動している。
一方、麻奈実ちゃんはいつもり険しい表情で僕を睨んでいた。






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